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2010.08.23 update

トイレット

「みんな、ホントウの自分でおやんなさい」
『かもめ食堂』、『めがね』荻上直子監督最新作
8/28(土)、新宿ピカデリー、銀座テアトルシネマ、渋谷シネクイントほか全国公開

『かもめ食堂』『めがね』の荻上 直子監督最新作は、10年前のアメリカ留学を終えて帰国してから、いつか北米に戻って映画を作る、という夢をかなえた作品「トイレット」。荻上作品には欠かせない、もたいまさこさんは唯一の日本人キャストだ。
言葉の通じない”ばーちゃん”と孫の3兄弟が一つ屋根の下で暮らしていくなかで、徐々に変化する家族。『トイレット』という誰もが使う場所を映画の中心に据えた視点も今回の映画の見所!そして何より、もたいさんの独特な空気感が無言のため息に深い意味を感じさせる。
少しずつ変化する家族の形。ばーちゃんが焼く餃子。そしてトイレット。
3年ぶりの荻上監督渾身の作品をぜひ映画館でお楽しみ下さい。

 

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© 2010“トイレット”フィルムパートナーズ

 

●STORY

突然、ばーちゃんとの奇妙な生活がはじまった。
バラバラで生きてきた3兄弟と日本人の“ばーちゃん”が織り成す、家族の物語。


「人生は退屈の繰り返しに耐え忍ぶことだと思う」-ロボット型プラモデルオタクの青年レイは、誰とも深く関わらないことを信条に生きてきた。ところが母の葬儀の直後、ひとり暮らしのアパートから、やむなく実家に舞い戻るはめに。そこには、4年間も引きこもりの生活を続ける、ピアノが弾けなくなったピアニストの兄モーリーと、ちょっと勝気な大学生の妹リサ、そして……“ばーちゃん”が暮らしていた。ばーちゃんは、ママが亡くなる直前に日本から呼びよせた母親、つまり3兄弟の祖母だ。英語がまったく喋れないばーちゃんは自室にこもりきりで、トイレから出てくるたびに深いため息をつく。そのため息を気にかけつつ、モーリーとリサから職場に頻繁にかかってくる電話で、レイの淡々とした日常が破られてしまう。だが、バラバラに生きてきた兄弟は、ばーちゃんの無言の支えによって外の世界に一歩踏み出し、4人はお互いの個性を受け入れながら家族としての絆を強めていくことになる…。

 

 

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●STAFF&CAST
【スタッフ】
脚本・監督:荻上直子『バーバー吉野』(03)、『かもめ食堂』(06)、『めがね』(07)

【キャスト】
アレックス・ハウス
タチアナ・マズラニー
デイヴィッド・レンドル
サチ・パーカー
もたいまさこ


●ABOUT MOVIE
配給: ショウゲートスールキートス
公式サイト: http://www.toilet-movie.com

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